何とも懐かしい響きである
「いちご白書をもう一度」byバンバン
この曲がヒットしたのは僕が小学校5年生の頃
だったと思う
この曲をきっかけに中学ではフォークギターをかき鳴らし…
高校ではロックギターを大音量で弾きまくり…
大学ではJAZZに没頭し髪を肩まで伸ばして恋から恋へと渡り歩いた
何もかも若さゆえである
周りが次々に就職を決めていくなか、僕は本当になにもしなかった
なにもせずに下宿で朝から酒をちびちび飲んでいた
なぜか
答えは簡単である
髪を切るのが嫌だったからだ
もう生えてこなくなるのでは
そう心配したからだ
というのは冗談で…
厳しかった受験勉強も破れかぶれな学生生活も全て就職という事実でもって終了する
就職して競争して結婚して子育てをして老いて疎まれ普通に死んで行く
それが怖かったからだ
いちご白書をもう一度
ついこの間行きつけのレトロな居酒屋でこの曲が流れていた
僕が黙って聴いていると隣の女性からどうかしたのかと質問された
それで僕がさっきの話をすると彼女は急に吹き出した
先生にもそんな時代があったんですよね
そうあったのだ
そして髪はまだ生え続けている |